体臭恐怖症をご存じですか?
体臭恐怖症とは、自分の体臭を度を越して気にし過ぎる症状のことで、近頃中年以降の男性にも増えてきているようです。
従来はワキガ、口臭、足の臭いといったにおいが原因となることが多かったようですが、近年では加齢臭を気にし過ぎる体臭恐怖症の人が増えてきたためです。
体臭恐怖症の人は、実際にはそれほど臭っていないことの方が多いのですが、
それでも自分の体臭が気になるので神経質に消臭に気を配ります。
症状が悪化すると、人と近付くのが怖くなり、
他人とのコミュニケーションにも悪影響を及ぼします。
潔癖症の人はもともと体臭恐怖症になりやすいのですが、そうでない人でも
他人から一度体臭を軽く指摘されたことをきっかけに自分のニオイが気になり始め
発症してしまうケースもあります。
問題の解決方法として、まずはニオイが本当にあるのかどうかを調べるのがいいでしょう。
信頼できる家族や友人に協力してもらい、ニオイを確認してもらいます。
もし親しい人が臭くないといっているのにその言葉を信用できないということであれば、
心療内科などでカウンセリングを受けることも検討してみましょう。