竹炭の加齢臭対策
消臭グッズの代表である竹炭は、微細な空孔が非常にたくさんある多孔質材料です。
そのため、表面積が大変広く、なんと1gで300m2もの広さ(土地でいうと100坪弱)の広さがあります。
この多孔質である事を利用して、
広い表面積の中にニオイの元となる成分を封じ込めて脱臭するのが竹炭です。
普通の木炭との違いは、空孔の大きさです。
木炭よりも竹炭の方が空孔が大きいために、
たくさんのニオイ成分を吸着する事ができて消臭効果が高いとされています。
また、多孔質は様々な物質を物理的に吸着する性質もありますので、
汚れやバクテリアの除去にも適しています。
加齢臭は、皮脂がバクテリアや活性酸素、紫外線などによって分解されて発生します。
竹炭の場合には多孔質の性質を利用して、
加齢臭の原因物質であるノネナールの除去と
加齢臭の元となるバクテリアや汚れの除去の両方をこなしてくれますので、
加齢臭の対策効果は期待できます。
エチケット石鹸や消臭グッズなどにも幅広く使われている
代表的な消臭素材といえるでしょう。