10代・20代からは加齢臭!?
30代から臭い始めるといわれている加齢臭。10代や20代からは臭う事はないのでしょうか?
加齢臭の原因となるノネナールは、皮脂が紫外線や細菌によって分解されたものである事は別のページで説明した通りです。
皮脂の分泌が一番盛んな30代から加齢臭がするのも納得できます。
では、10代や20代からは加齢臭が臭う事はないのでしょうか?
10代や20代であったとしても、皮脂は分泌されている訳ですから、
細菌や紫外線で分解されれば加齢臭が臭うはずです。
しかし若年層の場合は、皮脂の分泌以上に新陳代謝が盛んであるため、
皮脂以上に角質が細菌により分解されていきます。
その事により、加齢臭の代わりに
若年層特有のツンとした汗臭い体臭が発生してくる訳です。
この汗臭いツンとした体臭は、
臭いこそ違えど発生機序は加齢臭と同じようなものです。
若いうちはツンとしたニオイですが、
同じ生活習慣を続ければいずれは加齢臭へと変化していくと考えられます。